コストダウンと
脱炭素化の両立を可能にする
株式会社シェノン

お問い合わせ

パリ協定基準「1.5度」迫る

過去8年「最も暖かい」

2022年までの8年間が記録上最も暖かかったことが複数の研究機関の調査でわかった。大気中の温暖化ガス濃度が記録的な水準に達しているためだ。過去8年の平均気温は産業革命前の気温を1.2度程度上回り、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」で国際社会が抑制目標とする1.5度に迫っている。22年は世界各地で異常気象が観測された。春にパキスタンやインド北部、夏に中国中東部を熱波が襲った。米国でも巨大ハリケーンが多くの被害を出した。欧州は史上2番目に暖かい年となった。フランス、イタリア、スペイン、英国などでは過去最高だった。乾燥や雨不足から干ばつが起き、フランスとスペインでは大規模な森林火災が発生した。C3Sのプッシュ・ディレクターは「温暖化ガス濃度の上昇の勢いが弱まる気配がないことは明らかだ」と、今後も気温上昇が続くとみる。パリ協定の目標である1.5度以内とする目標を達成できなければ異常気象のリスクが劇的に高まると指摘した。

関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。

PAGETOP