課題解決の施策策定支援
横浜銀行は17日、SDGs経営に関心のある事業者向けの融資商品「SDGsフレンズローン・ネクスト」の取り扱いを始める。融資先にはSDGs実現への経営課題を解決する具体的な施策やKPIの策定を支援する。融資後は進捗状況をモニタリングして課題解決に向けた提案などをする。横浜銀行は「SDGsフレンズ」として登録する。横浜銀行は神奈川県と共同で中小企業などに取り組むためSDGs推進協定を締結しており、協定に基づく「かながわSDGsパートナー」に登録できるよう支援もする。また、2019年10月には、中小企業に対するSDGs経営の啓発を主な目的に「SDGsフレンズローン」の取り扱いを開始。融資先の事業内容とSDGs目標との関係性を整理する取り組みを進めてきた。取り扱い実績は22年3月末時点で5700件以上になった。今回の「ネクスト」はさらに具体的な施策策定などに踏み込んで支援する。