コストダウンと
脱炭素化の両立を可能にする
株式会社シェノン

お問い合わせ

難路の温暖化ガス削減

CO₂回収・除去技術に望み

日本の専門家は本音を漏らす。気象災害などの悪化を防ぐため、COP28では再生可能エネルギー導入量を3倍に増やし、エネルギー効率の改善率を倍にする目標で合意を目指す。しかし、罰則はなく、実行できるかは各国の取組み次第だ。伊藤信太郎環境相は「世界で3倍であり、各国に3倍を求めているわけではない」と述べ、必ずしも日本がこれだけ増やす必要はないとの認識を示した。現行のエネルギー基本計画では、30年の再生エネの発電量は21年の倍程度にとどまる。それすら実現は危ういとみられ、導入加速へ国際的な圧力が強まる可能性がある。再生エネの増大と化石燃料への依存低下が不十分ならCO₂回収・除去で辻褄を合わせるしかない。日本にも優れた技術がある。CO₂吸収液の性能向上や、固体吸着材の実用化研究が進む。日東電工はアミン系化合物と高分子物質を混ぜ、多数の小さな穴が開いた多孔質の固体吸着材を開発した。空気との接触面積が大きく、低濃度の大気中のCO₂を封じ込める地層の変形を検出するセンシングや、漏出がないか検知する技術でも定評がある。新市場を開拓し、温暖化ガス削減の実績を示せれば、脱化石燃料に後ろ向きとみのられがちの日本の評価も変わるだろう。COP28は技術売込みの好機でもある。※弊社は自社技術を用いて生ごみを焼却せずにCO₂排出量の大幅削減に寄与しております。

関連記事こちらの記事も合わせてどうぞ。

PAGETOP