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G7「環境」と「社会」に焦点

ESG、脱・縦割り議論

G7サミットでは、ESGに関連した多くの課題が話し合われた。これからの関心は、G7各国が今後どのように結果を残していけるかに移る。G7サミットで一番大きな発表は途上国への温暖化対策支援を掲げた「グリーン一帯一路」構想だろう。温暖化ガスの排出量が少ない公共交通網や風力発電所などの建設を目指す途上国にG7各国政府が融資を進め、民間の投資家にも積極投資を促す内容だ。中国が広域経済圏構想「一帯一路」で、途上国へのインフラ投資を進めている流れに対抗する狙いがある。G7サミットでは「環境=E」だけではなく、「社会=S」分野の課題も取り上げられた。今回の世界的なコロナ禍が社会に格差という傷痕を残してしまう可能性があると警告した。各国首脳は2008年金融危機の失敗を繰り返すべきではないというのだ。

 

※英紙ファイナンシャル・タイムズのニューズレター「モラル・マネー」から抜粋

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2024.09.11

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